はじめに
「ECサイトを立ち上げたいが、どのプラットフォームが自社に合うか判断できない」
「比較記事を読むほど候補が増え、決め切れない」
「制作会社にも声をかけたいが、判断基準が定まらない」
ECサイト構築を検討する企業からは、このような悩みがよく聞かれます。
EC市場は拡大を続けており、2024年の日本国内における物販系BtoC-EC市場規模は15.22兆円、EC化率は9.78%に達しています。
市場が成長する一方で、ECプラットフォームやECサイト構築サービスの選択肢も増えており、以前よりもサービスを比較しにくくなっています。
特に注意したいのが、人気のECサイトやおすすめランキングだけを見て、自社に合うかどうかを確認せずに選んでしまうことです。
本記事では、ECサイト構築で利用される5つのタイプを整理したうえで、主要なECプラットフォームを目的・月商規模・運用体制別に比較します。
さらに、ECサイトを選ぶ際の7つの判断軸、制作会社の選び方、構築後の集客や運用を見据えたチェックポイント、よくある失敗例まで詳しく解説します。
「おすすめのECサイトを知りたいけれど、サービスが多くてどれを選べばいいか分からない」とお悩みではありませんか?
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主要なECサービスを機能や費用、特徴から比較したい方は、「ECサイト比較ガイド」も参考にしてください。
ECサイト比較の完全ガイド|構築方法・主要プラットフォーム・選び方を徹底解説
ECサイトの「おすすめ」を見極める前提
ECサイトのおすすめを調べる前に、まず理解しておきたいのが、すべての事業者に共通する最適なプラットフォームは存在しないということです。
ECサイト構築では、事業フェーズ・予算・販売方法・商品数・必要な機能・社内のIT人材など、複数の条件を組み合わせて判断する必要があります。
たとえば月商100万円を目指す事業者なら、初期費用や運用負担を抑え、早く販売を開始できることが重要です。
一方で、月商1億円規模の企業では、商品管理や在庫管理だけでなく、基幹システムとのAPI連携、BtoB販売、複数店舗の管理、権限設定、セキュリティ、障害時のサポート体制なども重要になります。
まずは、自社にとってのおすすめを判断するための前提を整理しましょう。
おすすめは「事業フェーズ」で変わる
ECサイト構築で重視すべきポイントは、事業の成長段階によって変化します。
立ち上げ直後なら、初期費用や構築期間を抑えながら、できるだけ早く販売を始められることが重要です。
売上が伸びてきた段階では、商品数や注文数の増加に対応できる管理機能、顧客分析、マーケティング機能、SNS連携などが必要になります。
さらに事業が拡大すると、複数の販売チャネルを統合したり、基幹システムとECを連携したり、海外販売やBtoB販売に対応したりする必要が出てきます。
|
事業フェーズ |
重視すべきポイント |
|---|---|
|
立ち上げ初期 |
初期費用の低さ、開設スピード、運用の簡単さ |
|
成長期 |
機能拡張、マーケティング機能、アプリエコシステム |
|
拡張期 |
カスタマイズ性、API連携、複数チャネル統合 |
|
エンタープライズ期 |
基幹システム連携、大規模対応、BtoB対応、SLA |
ここで重要なのは、現在の事業規模だけを基準にしないことです。
ECサイトは数年単位で利用するケースが多いため、現在だけでなく3年後にどの程度の売上・商品数・販売チャネルを目指しているのかまで考えて選びましょう。
たとえば、現在は国内向けの小規模ECでも、将来的に海外販売を始める予定があるなら、多言語・多通貨・海外決済などへの対応力を早い段階から確認しておく必要があります。
最初のECサイト構築費用だけを安く抑えても、成長後に全面的なリプレイスが必要になれば、データ移行やSEO評価の引き継ぎ、サイト制作、運用変更などに大きなコストがかかる可能性があります。
おすすめは「目的」で変わる
同じ月商規模の企業でも、ECサイトを構築する目的が違えば、適したプラットフォームは変わります。
たとえばD2Cブランドであれば、ブランドの世界観を表現できるデザイン性やSNS連携、顧客データの活用、リピート購入を促すマーケティング機能が重要です。
BtoBの卸売ECなら、企業アカウントの管理、取引先ごとの価格設定、見積もり、掛け払いなどが必要になる場合があります。
越境ECなら、多言語・多通貨、海外決済、国別の商品表示、海外配送などが重要になります。
つまり、ECサイト構築では「どのサービスが人気か」ではなく、ECで何を実現したいのかを先に明確にすることがポイントです。
おすすめは「運用体制」で変わる
ECサイトは構築して公開すれば終わりではありません。
商品登録、在庫更新、注文処理、問い合わせ対応、キャンペーン設定、アクセス解析、SEO、広告運用、ページ改善など、公開後にも継続的な業務が発生します。
そのため、社内にエンジニアがいるか、EC担当者を何名配置できるか、マーケティングを内製するのか外注するのか、といった運用体制もプラットフォーム選びに影響します。
カスタマイズ性が高いサービスは自由度が高い一方で、その分だけ専門知識が必要になるケースがあります。
反対に、ASP・SaaS型のECプラットフォームはシステム保守をサービス側に任せられるため、開発人材が少ない企業でも始めやすい点が特徴です。
構築時の費用だけでなく、公開後に誰がECサイトを管理するのかまで決めてから選ぶことが大切です。
「ランキング上位=自社の正解」ではない
検索すると、ECサイトおすすめランキングやECプラットフォーム比較の記事が数多く見つかります。
ただし、ランキング上位のサービスが、そのまま自社に適しているとは限りません。
ランキングには、記事ごとに異なる評価基準があります。初期費用を重視している場合もあれば、機能数、デザイン性、利用者数、カスタマイズ性などを重視している場合もあります。
そのため、ランキングは候補を探す入口として活用し、最終的には自社の要件と照らし合わせて判断しましょう。
本記事でもサービスを一律に順位付けするのではなく、どのような企業・目的・規模に向いているのかという視点で並列に整理します。
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事業内容や今後の成長計画を踏まえて、必要な機能や最適なEC基盤を一緒に整理できます。
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自社に合ったECサービスを選ぶための具体的な判断軸については、「ECサイトの選び方ガイド」で詳しく解説しています。
ECサイト構築の5つのタイプとそれぞれのおすすめ用途
ECプラットフォームを比較する前に、ECサイト構築には大きく5つのタイプがあることを理解しておきましょう。
同じECサイトでも、ASP・SaaS型とフルスクラッチ型では、必要な費用・開発期間・運用体制が大きく異なります。
それぞれの特徴を理解しておくと、自社に必要以上の機能やコストをかけることを避けやすくなります。
ASP・SaaS型
ASP・SaaS型は、クラウド上で提供されているECシステムを月額料金などで利用する方式です。
サーバーの準備やシステムの保守を自社で行う必要がないため、ECサイト構築の初期負担を抑えやすく、短期間で販売を始められます。
代表的なサービスには、BASE、STORES、カラーミーショップ、MakeShop、Shopify、futureshopなどがあります。
おすすめされる企業
-
個人事業主・スタートアップから中規模・大規模ECまで幅広く対応したい
-
社内の開発リソースが限られている
-
できるだけ早くECサイトを立ち上げたい
-
サーバーやシステム保守の負担を減らしたい
-
アプリやテーマを利用して必要な機能を追加したい
-
将来的な事業拡大に合わせて機能を増やしたい
特にShopifyは、テーマによるデザイン変更に加え、アプリを利用した機能拡張ができるため、小規模なECサイト構築から成長後の拡張まで一つのプラットフォームで対応しやすい点が特徴です。
一方、自由にシステムそのものを変更できるわけではないため、非常に特殊な業務フローをそのままシステム化したい場合には、他の構築方法も含めて検討する必要があります。
オープンソース型
オープンソース型は、ソースコードが公開されているECシステムを自社サーバーなどに導入し、必要に応じてカスタマイズする方式です。
代表的なサービスとして、EC-CUBE、WooCommerce、Adobe Commerceなどがあります。
ライセンス費用を抑えながら、要件に応じた細かなカスタマイズができる点が特徴です。
おすすめされる企業
-
社内に開発エンジニアがいる
-
信頼できる開発会社・パートナーがいる
-
独自の業務フローや機能要件が多い
-
ソースコードレベルのカスタマイズを行いたい
-
長期的に特定ベンダーへの依存を避けたい
一方で、サーバー、セキュリティ、アップデート、障害対応などの責任範囲が広くなります。
そのため、ライセンス費用が無料だからといって、ECサイト構築全体の費用が無料になるわけではありません。
開発費だけでなく、保守・運用・セキュリティ対応まで含めて予算を考えることが重要です。
パッケージ型
パッケージ型は、ECサイト構築用のソフトウェアを導入し、自社の業務要件に合わせてカスタマイズする方式です。
中規模から大規模ECを想定したサービスが多く、標準機能の豊富さとカスタマイズ性を両立しやすいことが特徴です。
代表的なサービスには、ecbeing、ebisumart、SI Web Shopping、Orange EC、Salesforce Commerce Cloudなどがあります。
おすすめされる企業
-
中〜大規模ECを運営している
-
基幹システムとの連携が必要
-
複雑な商品・在庫・受注管理を行っている
-
豊富な標準機能が必要
-
ベンダーによる導入・運用支援を重視している
-
業界特有の機能が必要
パッケージ型は大規模ECとの相性がよい一方、初期費用や開発費用が大きくなりやすい点には注意が必要です。
ECサイト構築の予算だけでなく、改修費や保守費まで含めた長期的な費用を比較しましょう。
ECモール型
ECモール型は、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど、既存の大規模ECモールに出店する方式です。
自社でゼロからECサイトを構築しなくても、モールが持つ集客基盤や決済環境を利用できる点がメリットです。
代表的なサービス例
-
楽天市場
-
Amazon
-
Yahoo!ショッピング
おすすめされる企業
-
新規顧客との接点を早く作りたい
-
自社ECだけでは集客に不安がある
-
自社ECとモールを併用したい
-
初期投資を抑えてEC市場へ参入したい
一方で、モール内のルールや手数料の影響を受けるため、自社ECと比較するとデザインや顧客接点の自由度に制約があります。
そのため、事業によっては自社EC+ECモールという複数チャネルでの展開も有効です。
フルスクラッチ型
フルスクラッチ型は、ECサイトを一から独自開発する方式です。
既存のECプラットフォームに合わせるのではなく、自社の業務フローやシステム要件に合わせて設計できるため、自由度が最も高い方法です。
一方で、初期費用は数千万円規模になることがあり、開発期間も半年〜1年半以上かかるケースがあります。
おすすめされる企業
-
独自の業務フローが非常に複雑
-
特殊な決済や受注処理が必要
-
既存のECプラットフォームでは要件を満たせない
-
大規模な基幹システム連携が必要
-
専任の開発チームを保有している
-
長期的に独自システムを運用する体制がある
必要以上にフルスクラッチを選択すると、初期投資だけでなく、その後の保守・改修費も大きくなります。
既存プラットフォームやSaaSで実現できる要件であれば、まずはそちらを検討することも重要です。
5タイプの早見表
|
項目 |
ASP・SaaS型 |
オープンソース型 |
パッケージ型 |
ECモール型 |
フルスクラッチ型 |
|---|---|---|---|---|---|
|
初期費用 |
0〜10万円 |
50〜200万円 |
300〜1,500万円 |
0円〜 |
3,000万円〜 |
|
月額・運用費 |
0〜数十万円 |
サーバー・保守費 |
10万円〜 |
出店料・手数料 |
保守費別途 |
|
構築期間 |
即日〜2ヶ月 |
1〜4ヶ月 |
4〜8ヶ月 |
数日〜1ヶ月 |
6〜18ヶ月以上 |
|
カスタマイズ性 |
★★☆☆☆ |
★★★★★ |
★★★★☆ |
★☆☆☆☆ |
★★★★★ |
|
対象規模 |
個人〜大手 |
中小〜中規模 |
中〜大規模 |
全規模(補完的) |
大規模・特殊要件 |
※上記は構築タイプの一般的な相場感です。実際の費用・期間はサービス・要件・制作会社によって変動します。
ECサイト構築では、初期費用だけでタイプを決めないことが重要です。
たとえばASP・SaaS型は初期費用を抑えやすい一方、月額料金や決済手数料、アプリ費用などが継続的に発生します。
反対にフルスクラッチ型は初期投資が大きいものの、独自要件をシステムに組み込みやすいという特徴があります。
自社の売上規模と必要な機能を照らし合わせ、3〜5年程度の総コストで比較すると判断しやすくなります。
「ShopifyのようなSaaSが自社に合うのか」「パッケージやフルスクラッチまで検討すべきか」とお悩みの方は、無料相談をご活用ください。
要件に合わせて構築方法を比較できます。
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ECプラットフォームの種類やそれぞれの特徴を比較したい方は、「ECプラットフォームガイド」もご覧ください。
ECプラットフォームとは|種類・選び方・主要サービスを徹底解説
おすすめECプラットフォームの並列比較
ここからは、ASP・SaaS型、オープンソース型、パッケージ型、ECモール型の代表的なサービスを比較します。
各社の料金・機能情報は2026年5月時点の公式サイトを参照した元記事の情報をもとにしています。料金やプラン、機能は変更される可能性があるため、実際にECサイト構築を行う際は各社公式サイトで最新情報を確認してください。
個人〜小規模事業者におすすめのプラットフォーム
副業ECや個人事業主、ブランド立ち上げ直後など、まずは小さくECサイトを始めたい場合に候補となるサービスです。
この段階では、初期費用だけでなく、自分たちで商品登録・受注管理・ページ更新を無理なく続けられるかも重要です。
|
サービス |
初期費用 |
月額費用 |
決済手数料 |
特徴 |
|---|---|---|---|---|
|
BASE |
0円 |
0円 または 16,580円 |
無料プラン:6.6% + 40円 有料プラン:2.9% |
個人〜小規模向け、無料で始められる |
|
STORES |
0円 |
0円 または 3,300円 |
無料プラン:5.0% 有料プラン:3.4% |
EC・予約・POSのオールインワン |
|
カラーミーショップ |
0円 |
0円 または 4,950円〜 |
無料プラン:6.6% + 30円有料プラン:3.14%〜 |
GMOペパボ運営、長年の実績 |
|
Shopify(Basicプラン) |
0円 |
$39/月(年払いで$29/月 |
国内カード:3.4% 海外カード:4.15% |
グローバル展開・拡張性に強み |
おすすめされる企業
-
個人事業主
-
副業ECを始めたい
-
立ち上げ初期のスタートアップ
-
まずは小さく販売して需要を検証したい
-
ITリソースを最小限に抑えたい
-
将来的な事業拡大も考えている
Shopifyは、小規模ECの立ち上げだけでなく、アプリやテーマを活用して機能を追加できる点が特徴です。
そのため、最初はシンプルなECサイトとしてスタートし、売上や商品数の増加に合わせてマーケティング機能や外部サービスとの連携を追加する、といった進め方もできます。
中小規模〜中規模事業者におすすめのプラットフォーム
月商100万円〜数千万円程度を目安に、ECサイトの機能・運用効率・マーケティング・コストのバランスを重視する事業者向けのサービスです。
この段階になると、単に商品を販売できるだけではなく、アクセス解析、顧客管理、キャンペーン、メールマーケティング、SNS連携など、売上を伸ばすための機能が重要になります。
|
サービス |
初期費用 |
月額費用 |
特徴 |
|---|---|---|---|
|
MakeShop |
11,000円〜 |
13,750円 |
中小〜中規模EC向け、機能豊富 |
|
Shopify(Shopify/Advanced) |
0円 |
約15,750円($105)〜 約60,000円($399) ※年払いで約25%OFF |
多言語・多通貨、アプリエコシステム |
|
futureshop |
24,200円〜 |
26,400円〜 |
中規模以上向けSaaS、国内特化機能 |
|
カラーミーショップ(プレミアム) |
0円 |
29,700円 |
中小規模、コストを抑えた運用 |
おすすめされる企業
-
D2Cブランドとして本格的にEC事業を成長させたい
-
既存ASPからリプレイスしたい
-
商品数や注文数が増えてきた
-
マーケティング機能を強化したい
-
海外販売を視野に入れている
-
ECサイト構築後も継続的に機能を拡張したい
Shopifyの場合、アプリエコシステムを利用して必要な機能を追加できるため、すべてを独自開発する必要がないケースもあります。
一方で、アプリを追加しすぎると月額費用が増えたり、アプリ同士の干渉やサイト表示速度への影響が生じたりする可能性があります。
ECサイト構築時には、必要なアプリをあらかじめ整理し、導入後の運用コストまで確認しましょう。
中〜大規模・エンタープライズにおすすめのプラットフォーム
月商数千万円〜数億円規模、または基幹システム連携・BtoB対応・複数ブランド運営など、複雑な要件を持つ事業者向けのサービスです。
|
サービス |
初期費用目安 |
月額費用目安 |
特徴 |
|---|---|---|---|
|
Shopify Plus |
要見積もり |
368,000円〜/月(3年契約)または $2,300〜/月 |
エンタープライズ向け、マルチストア・B2B対応 |
|
ecbeing |
300万円〜 |
500万円〜(実勢は1,000万〜数千万円) |
国内シェア上位の大規模パッケージ |
|
ebisumart |
10万円〜 |
25万円〜 |
クラウド型パッケージ、自動アップデート |
|
Adobe Commerce |
数百万円〜 |
1,000万円〜数千万円 |
グローバル対応、エンタープライズ向け |
|
SI Web Shopping |
要見積もり |
初期:約500万円〜月額:約10万円〜 |
BtoB/BtoC両対応、大規模・基幹連携 |
|
Salesforce Commerce Cloud |
要見積もり |
初期:1,000万円〜月額:売上の数%(成果報酬) |
エンタープライズ、CRM連携 |
おすすめされる企業
-
月商規模が大きい
-
基幹システムとの連携が必要
-
BtoB販売や卸売を行っている
-
複数ブランド・複数ストアを管理したい
-
グローバル展開を進めたい
-
大量アクセスや大量注文に対応する必要がある
-
カスタマイズ性とスケーラビリティを両立したい
この規模のECサイト構築では、単純な機能比較だけではなく、要件定義やシステム連携の設計が重要になります。
特に基幹システム、WMS、CRM、MA、POS、会計システムなど、EC以外のシステムとのデータ連携をどこまで実現するかによって、構築費用は大きく変わります。
オープンソース型でおすすめのプラットフォーム
ソースコードレベルでカスタマイズしたい企業や、特定ベンダーへの依存を避けたい企業に選ばれるタイプです。
|
サービス |
ライセンス費用 |
構築費用相場(外注時) |
特徴 |
|---|---|---|---|
|
EC-CUBE |
無料 |
50〜200万円 |
日本製OSS、国内事業者に普及 |
|
WooCommerce |
無料 |
30〜150万円 |
WordPress用ECプラグイン |
|
Adobe Commerce(OSS版) |
無料 |
数百万円〜 |
海外製、大規模・グローバル |
おすすめされる企業
-
社内に開発リソースがある
-
信頼できる開発パートナーがいる
-
独自カスタマイズが多い
-
長期的にベンダー依存を避けたい
-
サーバーやシステムを自社で管理できる
ライセンス費用が無料でも、ECサイト構築に必要な開発費・サーバー費・保守費・セキュリティ対応費などは別途必要になります。
ECモール型でおすすめの選択肢
ECモールは、すでに多くのユーザーが利用している販売チャネルへ出店できるため、ゼロから集客基盤を作る必要がない点が特徴です。
特にECサイト立ち上げ直後は、自社ECのSEOや広告だけで十分なアクセスを集めるまでに時間がかかることがあります。
そのため、自社ECとモールを併用して顧客接点を増やす方法も選択肢になります。
|
モール |
初期費用 |
月額・出店料 |
特徴 |
|---|---|---|---|
|
楽天市場 |
60,000円〜 |
19,500円〜100,000円 |
国内最大級、購入頻度の高いユーザー基盤 |
|
Amazon |
0円 |
4,900円(大口) |
グローバル、商品検索起点 |
|
Yahoo!ショッピング |
0円 |
0円 |
出店ハードルが低い |
おすすめされる企業
-
新規顧客との接点を早く増やしたい
-
自社ECだけでは集客が難しい
-
モールと自社ECを使い分けたい
-
複数チャネルで販売したい
ただし、モールだけに依存すると、モール側の手数料やルール変更の影響を受けやすくなります。
長期的にブランドを育てるのであれば、自社ECで顧客との接点を蓄積しながら、モールを新規顧客獲得のチャネルとして活用する方法も検討しましょう。
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自社に必要な機能や今後の事業展開を整理したうえで、複数の選択肢から最適なEC基盤を検討できます。
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候補となるECサービスを絞り込んだ後の具体的な選定方法については、「ECプラットフォーム選定ガイド」を参考にしてください。
ECプラットフォーム選定の完全ガイド|要件定義から評価まで4ステップで解説
月商規模別のおすすめプラットフォーム
ECサイト構築では、現在の月商だけでプラットフォームを選ぶと、成長したときにリプレイスが必要になる可能性があります。
たとえば、月商100万円の段階では十分だった機能が、月商500万円や1,000万円になると不足するケースがあります。
リプレイスには、システム移行費用だけでなく、商品・顧客・注文データの移行、URL変更への対応、SEO評価の引き継ぎ、デザイン変更、スタッフ教育など、多くの作業が発生します。
そのため、月商規模別に候補を考える際も、今の売上と3年後の売上目標をセットで考えることが重要です。
月商100万円未満:スモールスタートにおすすめ
ECサイトを初めて構築する段階では、需要があるかどうかを検証することが最優先です。
この段階から高額なシステム開発を行うと、商品や販売方法を変更したくなった際に柔軟に対応しにくくなります。
-
おすすめタイプ:ASP・SaaS型(無料〜低額プラン)
-
代表サービス:BASE、STORES、カラーミーショップ、Shopify Basic
-
判断基準:初期費用ゼロ、即日〜数日で開設可能、運用に専門知識が不要
重要なのは、安く作ることだけではありません。
商品登録やページ編集、注文管理などを自社で継続できるか、SNSや広告からECサイトへ集客できるか、アクセス解析を確認できるかといった運用面も確認しましょう。
月商100〜500万円:機能とコストのバランスを取りたい場合
注文数や商品数が増えると、手作業による運用負担が大きくなります。
この段階では、顧客管理、レポート、キャンペーン、メールマーケティング、SNS連携など、売上拡大と業務効率化の両方を意識した機能が必要になります。
-
おすすめタイプ:ASP・SaaS型(中位プラン)
-
代表サービス:カラーミーショップ、MakeShop、Shopify、Shopify Advanced
-
判断基準:レポート機能、ディスカウント管理、SNS連携、メールマーケティング機能
ECサイト構築費用だけではなく、毎月発生する決済手数料やアプリ費用なども含めて比較することが大切です。
月商500〜3,000万円:成長期におすすめ
ブランドが成長すると、ECサイトは単なる販売ページから、マーケティングや顧客体験を支える重要な基盤になります。
独自のランディングページ、会員施策、顧客セグメント、定期購入、海外販売、店舗連携など、より高度な要件が増えていきます。
-
おすすめタイプ:ASP・SaaS型(上位プラン)、もしくはオープンソース型
-
代表サービス:Shopify Advanced、Shopify Plus、futureshop、MakeShop、EC-CUBE
-
判断基準:API・Webhook、多言語・多通貨、自動化機能、アプリエコシステム
この段階では、機能の多さよりも、今後どこまで拡張できるかが重要です。
3,000万円以上の売上を目指す場合、将来的なBtoB対応や海外販売、実店舗との在庫連携なども候補に入れておくと、後から大幅なECサイト構築をやり直すリスクを抑えやすくなります。
月商3,000万円以上:基幹連携・大規模運用におすすめ
中〜大規模ECでは、ECサイトだけで業務が完結しないケースが増えます。
商品情報を基幹システムから連携したり、倉庫管理システムと在庫情報を同期したり、CRMと顧客データを統合したりするなど、複数システムを含めた設計が必要になります。
-
おすすめタイプ:エンタープライズ向けSaaS、パッケージ型、フルスクラッチ
-
代表サービス:Shopify Plus、ecbeing、ebisumart、Adobe Commerce、SI Web Shopping、Salesforce Commerce Cloud
-
判断基準:基幹連携、BtoB機能、マルチストア管理、SLA、専任サポート
この規模では、プラットフォームの料金だけでなく、システム全体の構築・保守・運用コストまで含めて検討する必要があります。
また、将来のリプレイスを想定し、データをどのような形式で保持するのか、外部システムとどのように連携するのかまで確認しておくことも重要です。
月商別おすすめマトリクス
|
月商レンジ |
おすすめタイプ |
代表的なプラットフォーム例 |
|---|---|---|
|
100万円未満 |
ASP・SaaS型 |
BASE、STORES、カラーミーショップ、Shopify Basic |
|
100〜500万円 |
ASP・SaaS型 |
カラーミーショップ、MakeShop、Shopify、Shopify Advanced |
|
500〜3,000万円 |
ASP・SaaS型/オープンソース型 |
Shopify Advanced、Shopify Plus、futureshop、MakeShop、EC-CUBE |
|
3,000万円以上 |
エンタープライズSaaS/パッケージ型 |
Shopify Plus、ecbeing、ebisumart、Adobe Commerce、SI Web Shopping、Salesforce Commerce Cloud |
※2026年5月時点。各プラットフォームの最新情報は公式サイトでご確認ください。
「現在の売上規模ならどのプラットフォームが適しているのか」「今後の成長を考えてどこまでの基盤を選ぶべきか」とお悩みの方は、無料相談をご活用ください。
将来的な事業拡大まで含めて最適な選択肢を整理します。
自社規模に合ったプラットフォームを知りたい方は、ぜひ無料相談・資料ダウンロードをご利用ください。
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ECサイトの構築方法や、それぞれの特徴について詳しく知りたい方は、「ECサイト構築ガイド」も参考になります。
ECサイト構築の完全ガイド|費用相場・構築方法・成功のポイントを徹底解説
目的・要件別のおすすめプラットフォーム
ECサイト構築では、月商規模だけでなく、どのような販売モデルを実現したいのかも重要です。
ここでは代表的な目的・要件ごとに、候補となるプラットフォームと確認したいポイントを整理します。
D2C(自社ブランド販売)におすすめ
D2Cでは、ECサイトそのものがブランドの顧客接点になります。
そのため、単純に商品を販売できるだけではなく、ブランドの世界観を表現できるデザイン性、SNSからの導線、コンテンツマーケティング、メールマーケティング、リピート購入の仕組みなどを総合的に考える必要があります。
-
候補:Shopify、futureshop、MakeShop、EC-CUBE
-
重視するポイント:テーマ・テンプレートの柔軟性、SNS連携、メールマーケティング、サブスクリプション販売
ECサイトのSEOも重要です。
商品ページだけでなく、カテゴリページ、ブランドコンテンツ、ブログなどを活用して検索流入を増やし、広告以外からも新規顧客を獲得できる状態を目指します。
BtoB(卸売)ECにおすすめ
BtoBのECサイトでは、一般消費者向けECとは異なる機能が求められます。
たとえば企業ごとの価格設定、担当者ごとの権限管理、見積もり、最低注文数量、掛け払い、請求書発行などです。
-
候補:Shopify Plus、ecbeing、SI Web Shopping、Adobe Commerce
-
重視するポイント:B2B価格設定、企業アカウント、見積もり機能、支払い条件管理
国内BtoB-EC市場規模は465.2兆円、EC化率は40.0%とされています。
BtoB取引のデジタル化を進める企業にとって、ECサイトは単なるオンラインショップではなく、受注業務や営業活動の効率化を支える業務基盤にもなります。
そのため、ECサイト構築時には、営業・受注・物流・経理など既存業務とのつながりまで確認しておきましょう。
越境EC・海外展開におすすめ
越境ECでは、国内向けECサイトをそのまま海外へ公開すればよいわけではありません。
言語、通貨、決済方法、税金、配送、返品、関税、商品情報など、販売先の国に応じて検討すべき項目が増えます。
-
候補:Shopify、Shopify Plus、Adobe Commerce、WooCommerce
-
重視するポイント:多言語・多通貨、海外決済、国別ストア運営
日本から中国への越境EC市場は2.4兆円、日本から米国は1.4兆円規模とされています。
海外販売を予定している場合は、ECサイト構築の初期段階から海外展開を想定しておくと、後からサイトを作り直す負担を抑えやすくなります。
Shopifyのように多言語・多通貨や海外販売との親和性が高いプラットフォームを選択肢に入れることもできます。
OMO(実店舗連携)におすすめ
実店舗とECの両方を運営する企業では、オンラインとオフラインを別々に管理するのではなく、顧客・商品・在庫などのデータを連携することが重要です。
-
候補:Shopify(Shopify POS)、ecbeing、futureshop
-
重視するポイント:オンライン・店舗の在庫一元管理、POS連携、顧客データ統合
たとえば店舗で購入した顧客がECでも同じ会員情報を利用できたり、店舗とECの在庫を一元管理できたりすれば、顧客にとっての利便性も高まります。
OMOを実現する場合は、ECサイトだけを見るのではなく、POSや在庫管理システムを含めた全体設計が必要です。
サブスクリプション販売におすすめ
定期購入を中心にEC事業を展開する場合は、通常の商品販売とは異なる機能が必要です。
配送頻度の設定、契約内容の変更、スキップ、解約、決済、顧客マイページなど、購入後の管理体験まで設計する必要があります。
-
候補:Shopify(サブスクアプリ)、futureshop、MakeShop、ecbeing
-
重視するポイント:定期購入管理、顧客マイページ、解約フロー設計
サブスクリプションでは、新規顧客を増やすことだけでなく、継続率を高めることが重要です。
そのため、ECサイト構築の段階から購入後のメール配信や顧客分析、休止・解約理由の把握まで考えておくと、継続的な改善につなげやすくなります。
越境EC+国内EC両方を視野に入れる場合のおすすめ
国内市場を中心にECを始めながら、将来的に海外販売へ展開するケースでは、最初から拡張性を確認しておくことが重要です。
-
候補:Shopify、Shopify Plus、futureshop
-
重視するポイント:標準の多言語・多通貨機能、国内決済、グローバル決済の両対応、海外配送連携
国内向けECサイト構築だけを前提にすると、海外販売を始める際に別サイトを構築する必要が出てくる場合があります。
将来的な海外展開が事業計画に含まれているなら、ECプラットフォームの段階で対応可能な範囲を確認しておきましょう。
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Shopifyを含め、目的に合った選択肢を専門家と比較できます。
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ECサイトの構築方法別の費用相場や内訳については、「ECサイト構築費用ガイド」で詳しく解説しています。
ECサイト構築費用の完全ガイド|方法別相場・内訳・TCOを解説
ECサイトのおすすめを選ぶための7つの判断軸
ECサイトのおすすめを選ぶとき、月額料金や知名度だけで判断すると、公開後に想定外のコストや運用負担が発生することがあります。
ECサイトは一度構築したら長期間運用するケースが多いため、以下の7つの判断軸から総合的に比較しましょう。
軸1:初期費用・月額費用・決済手数料(TCO視点)
ECサイト構築では、初期費用だけを比較してはいけません。
TCO(Total Cost of Ownership、総保有コスト)という考え方で、導入から運用までに必要な費用をまとめて確認することが重要です。
考慮すべきコストには、次のようなものがあります。
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初期費用(システム導入費)
-
月額費用(プラン料金)
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決済手数料
-
アプリ・拡張機能費用
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カスタマイズ・改修費用
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運用人件費
-
制作会社などへの外注費
-
保守・サポート費用
-
リプレイス時の移行費用
特に注意したいのが決済手数料です。
月額料金が数千円安くても、売上が増えるほど決済手数料の差が大きくなる場合があります。
たとえば月商100万円と月商3,000万円では、同じ手数料率でも年間の金額差は大きくなります。
そのため、候補サービスを比較するときは、想定月商を入力して年間コストをシミュレーションしてみましょう。
軸2:機能要件との適合度
機能数が多いサービスを選べばよいわけではありません。
重要なのは、自社に必要な機能が問題なく使えるかです。
要件をMust、Should、Couldの3段階に分けると、比較しやすくなります。
確認したい代表的な機能は以下のとおりです。
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商品管理
-
在庫管理
-
バリエーション管理
-
複数ロケーション管理
-
決済
-
配送設定
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顧客管理
-
顧客セグメント
-
クーポン・ディスカウント
-
レポート・アクセス分析
-
メールマーケティング
-
SNS連携
-
多言語・多通貨
-
API連携
-
外部システム連携
また、標準機能だけでなく、アプリや外部ツールを追加することで実現できるのかも確認しましょう。
軸3:カスタマイズ性・拡張性
ECサイト構築では、現在必要な機能だけでなく、将来的にどこまで拡張できるかも確認する必要があります。
一般的に、ASP・SaaS型は自由度に一定の制約がある一方、オープンソース型・パッケージ型・フルスクラッチ型は自由度が高い傾向があります。
ただし、近年のSaaS型ECプラットフォームは、アプリ、API、外部サービス連携などを利用して、さまざまな機能を追加できるようになっています。
重要なのは、自由度の高さそのものではありません。
自社が必要とするカスタマイズを、適切なコストと期間で実現できるかを確認しましょう。
軸4:サポート体制・運用負荷
ECサイトは24時間稼働することが多いため、問題が起きたときのサポート体制も重要です。
確認したい項目には、以下があります。
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導入時のサポート
-
運用時のサポート
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日本語対応
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問い合わせ方法
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対応時間
-
障害発生時の対応
-
専任担当者の有無
-
制作会社による保守体制
ASP・SaaS型はサービス側のサポートを利用しやすい一方、オープンソース型では自社または開発パートナーが対応する範囲が広くなります。
ECサイト構築後に誰がトラブル対応をするのかを、契約前に明確にしておきましょう。
軸5:セキュリティ・コンプライアンス
ECサイトでは顧客情報や決済情報を扱うため、セキュリティ対策は欠かせません。
クレジットカード決済を扱う場合は、PCI DSSなどのセキュリティ基準への対応状況を確認する必要があります。
また、個人情報保護法への対応や、Cookie・アクセス解析などに関連するプライバシー対応も重要です。
SaaS型ではプラットフォーム側が対応する範囲が広い一方、オープンソース型やフルスクラッチ型では自社の管理責任が大きくなります。
「セキュリティは制作会社に任せればよい」と考えるのではなく、自社とサービス提供会社の責任範囲を確認することが重要です。
軸6:スケーラビリティ(成長対応力)
ECサイト構築では、現在の売上だけでなく、将来のアクセス数や注文数の増加にも対応できるかを確認しましょう。
特に次のような成長要因がある場合は注意が必要です。
-
商品数が増える
-
注文件数が増える
-
大型キャンペーンを実施する
-
SNSで商品が急激に拡散する
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海外販売を開始する
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BtoB販売を追加する
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実店舗とECを連携する
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複数ブランドを運営する
成長するたびにプラットフォームを変更すると、商品・顧客・注文データの移行だけでなく、URLやSEO評価の引き継ぎ、運用方法の変更などが必要になります。
そのため、ECサイト構築時には、3年後の事業規模に対応できるかを確認しておくことをおすすめします。
軸7:アプリ・パートナーエコシステム
必要な機能をすべて自社開発するのではなく、アプリや外部サービスを利用できるかどうかも重要です。
たとえばShopifyでは、マーケティング、レビュー、サブスクリプション、配送、CRM、分析など、さまざまな用途のアプリを利用できます。
一方で、アプリを追加するほど費用や管理負担が増える場合もあるため、必要な機能を整理したうえで導入することが重要です。
また、プラットフォームの公式パートナーや開発会社の数も確認しておきましょう。
将来的にECサイトの改修や外部連携が必要になった際、対応できるパートナーが多いほど選択肢を確保しやすくなります。
7つの判断軸の使い方
7つの判断軸をすべて同じ比重で評価する必要はありません。
たとえばD2Cなら、デザイン性やマーケティング機能、拡張性を重視するケースがあります。
BtoBなら、企業アカウントや価格設定、基幹連携、サポート体制などの優先度が高くなるでしょう。
|
評価軸 |
優先度の例(D2C) |
優先度の例(BtoB) |
優先度の例(越境EC) |
|---|---|---|---|
|
TCO |
中 |
中 |
中 |
|
機能要件 |
高 |
高 |
高 |
|
カスタマイズ性 |
中 |
高 |
中 |
|
サポート |
中 |
高 |
高 |
|
セキュリティ |
高 |
高 |
高 |
|
スケーラビリティ |
高 |
中 |
高 |
|
エコシステム |
高 |
中 |
高 |
※業種・事業規模・運用体制によって優先度は変わります。
候補を3〜5社程度に絞ったら、社内で各項目の優先順位を決め、比較表を作ると意思決定しやすくなります。
「何を基準に比較すればいいのか分からない」「選定に失敗したくない」という方は、ぜひ無料相談をご活用ください。
自社に合った評価軸を一緒に整理できます。
判断軸を整理したい方は、お気軽にご相談ください。
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ECサービスを選ぶ際は初期費用だけでなく、月額料金や決済手数料などのランニングコストも確認しておきましょう。
ECサイトのランニングコスト完全ガイド|内訳・相場・TCO比較を徹底解説
ECサイト制作会社のおすすめの選び方
ECサイト構築では、プラットフォーム選びと同じくらい制作会社選びが重要です。
同じShopifyを利用したとしても、要件定義、デザイン、アプリ選定、API連携、SEO設計、運用支援など、制作会社によって対応できる範囲や得意分野は異なります。
また、ECサイトは公開後の改善によって売上を伸ばしていくため、構築だけでなく運用まで見据えて制作会社を選ぶことが重要です。
制作会社の3つのタイプ
ECサイト制作会社は、得意領域によって大きく3つに分けられます。
1. プラットフォーム特化型
Shopify、ecbeing、EC-CUBEなど、特定のECプラットフォームに特化した制作会社です。
特定サービスへの知識が深く、最新機能への対応や、プラットフォーム特有の問題への対応力を期待できます。
ShopifyでECサイト構築を検討している場合は、Shopify Partnerなどの公式パートナー制度も確認しておくとよいでしょう。
2. デジタルマーケティング統合型
ECサイト構築だけでなく、SEO、広告、CRM、コンテンツマーケティング、アクセス解析なども支援するタイプです。
公開後の集客や売上改善まで一貫して支援してほしい企業に向いています。
3. システム開発・SIer型
基幹システム連携、大規模なカスタマイズ、独自システム開発などを得意とするタイプです。
中〜大規模ECや、複雑な業務システムとの連携が必要な企業で検討されることが多いでしょう。
制作会社をおすすめできるかどうかを見極める7つのポイント
ECサイト制作会社を比較するときは、次の7つを確認しましょう。
1. 該当プラットフォームの公式・認定パートナーであるか
Shopify Partner、ecbeingパートナー、EC-CUBEオフィシャルパートナーなどのパートナーステータスは、候補企業を絞る際の一つの判断材料になります。
ただし、パートナー資格だけで判断するのではなく、実際の構築実績も確認しましょう。
2. 類似業種・類似規模の構築実績があるか
アパレル、食品、コスメ、BtoB、サブスクリプションなど、業種によって必要な機能や運用方法は異なります。
自社と似た業種・商品点数・売上規模の実績があるかを確認しましょう。
3. 構築だけでなく運用支援まで提供できるか
ECサイトは公開がゴールではありません。
アクセス解析、SEO、CVR改善、商品ページ改善、広告運用、リピート施策など、公開後に改善を続けることで売上を伸ばしていきます。
構築後にどこまで支援してもらえるのか、契約前に確認しましょう。
4. 見積もりの透明性が高いか
初期費用、デザイン費、開発費、アプリ導入費、外部連携費、保守費などが明確になっているか確認します。
特に「一式」という項目が多い見積もりは、何にどれだけ費用がかかっているのか判断しにくいため注意が必要です。
5. プロジェクトマネジメント体制が整っているか
ECサイト構築では、社内担当者、制作会社、マーケティング担当者、システム担当者など複数の関係者が関わります。
専任PMの有無、進捗管理、定例会議、仕様変更時のルールなどを確認しましょう。
6. ベンダーロックインに配慮しているか
特定の制作会社に依存しすぎる構成になっていないかも重要です。
将来的に別会社へ運用を引き継ぐ場合でも、必要な情報やデータを適切に引き継げる設計になっているか確認しましょう。
7. コミュニケーションの相性が良いか
ECサイト構築は数ヶ月にわたるプロジェクトになることがあります。
提案時の質問への回答速度、専門用語の説明、課題への向き合い方などを確認し、社内担当者がスムーズにやり取りできるかを判断しましょう。
制作会社の選定で避けたいパターン
次のような制作会社には注意が必要です。
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実績豊富と説明するものの、具体的な事例を提示できない
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見積もりの一式項目が多い
-
質問への回答が極端に遅い
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自社が得意なプラットフォームだけを一方的に勧める
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構築後の運用・改善支援がない
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過去のトラブル対応について具体的に説明できない
-
データ移行やSEO引き継ぎについて説明がない
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誰がプロジェクトの責任者なのか明確でない
ECサイト構築では、制作会社側の都合ではなく、自社の要件に合わせた提案になっているかを確認しましょう。
制作会社の選定ステップ
制作会社選びは、次のような流れで進めると比較しやすくなります。
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要件定義:自社の事業目標・必須機能・予算・公開希望時期を整理する
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ロングリスト作成:公式パートナーリスト、業界実績、第三者レビューなどから候補を10社程度ピックアップする
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RFP送付:要件定義書をもとに3〜5社へ提案依頼書を送付する
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提案・デモ受け:提案内容、プロジェクト体制、見積もりを比較する
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ショートリスト:2〜3社程度に絞り、参考実績や担当者との面談を確認する
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最終決裁:提案内容、体制、コスト、コミュニケーションなどを総合的に確認して決定する
ECサイト構築の要件定義から制作会社との契約までには、2〜3ヶ月程度かかる場合があります。
公開希望日が決まっている場合は、逆算して制作会社探しを始めることが大切です。
「どの制作会社に依頼すればいいか分からない」「Shopifyに詳しいパートナーを探している」という方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
自社の要件に合った制作・開発体制について一緒に検討できます。
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ASP・SaaS型のECサービスの特徴や違いについては、「ECサイトASPガイド」も参考にしてください。
ECサイトASPの完全ガイド|SaaSとの違い・料金・選び方を徹底解説
ECサイト選定で陥りがちな失敗パターン
ECサイト構築では、プラットフォームを選ぶ段階だけでなく、制作会社選びや公開後の運用でも失敗が起こります。
事前に典型的な失敗パターンを知っておくことで、候補選定の精度を高められます。
失敗1:ランキングやレビューだけで選んでしまう
ECサイトおすすめランキングや比較サイトの評価だけを見て、人気のサービスを選んでしまうケースです。
ランキングでは、自社の業種や事業規模、運用体制まで考慮されていない場合があります。
対策:ランキングは候補を探す参考情報として利用し、最終的には月商規模・販売目的・必要機能・運用体制を基準に比較する。
失敗2:表面的な月額料金だけで比較する
月額料金だけを見ると安く見えても、決済手数料、アプリ費用、カスタマイズ費用、保守費用などが積み重なり、実際のコストが高くなる場合があります。
対策:想定月商を設定し、初期費用・月額費用・決済手数料・アプリ費用・人件費などを含めて、3年・5年単位でTCOを比較する。
失敗3:現在の規模に合わせすぎて将来の成長に対応できない
現在の月商が100万円だからと、現在必要な機能だけでプラットフォームを選ぶケースです。
その後、売上が急成長した結果、商品数や注文数、マーケティング施策、外部システム連携などで制約が生じることがあります。
対策:3年後の売上目標、商品数、販売チャネル、海外展開などを想定し、将来の成長に対応できるか確認する。
失敗4:機能の多さで選んでしまい使いこなせない
機能が多いECプラットフォームを選んだものの、社内に担当者がおらず、結局一部の機能しか利用できないケースです。
対策:Must・Should・Couldを整理し、現状の運用体制で使いこなせる機能を優先する。
機能が多いこと自体をメリットと考えるのではなく、売上や業務効率化につながる機能かどうかを確認しましょう。
失敗5:制作会社をプラットフォームと一緒くたに判断する
「Shopifyを選んだからShopifyに詳しい制作会社ならどこでもよい」と考えるのも危険です。
同じプラットフォームでも、制作会社によって要件定義、デザイン、アプリ選定、SEO設計、外部連携、運用支援などの品質は異なります。
対策:プラットフォーム選定と制作会社選定を別々の意思決定として進め、両方を個別に比較する。
失敗6:運用フェーズの体制設計を先送りする
ECサイトの公開まではプロジェクトとして進められても、公開後に誰が商品を登録するのか、誰がアクセス解析を見るのか、誰がSEOを担当するのかが決まっていないケースがあります。
ECサイトは公開後の改善が重要です。
カゴ落ちやページ離脱、コンバージョン率、リピート率などを確認しながら、継続的に改善する必要があります。
対策:ECサイト構築の初期段階から、公開後の運用担当者、外部パートナー、作業頻度、改善指標を決めておく。
また、構築後の集客についても事前に計画しておきましょう。
SEOであれば、検索キーワードを踏まえたカテゴリ・商品ページ・コンテンツ設計、広告であればランディングページや計測環境、SNSであれば投稿から商品ページへの導線など、集客施策によって必要なECサイトの構造も変わります。
ECサイト構築と集客施策を別々に考えるのではなく、公開後にどのチャネルから顧客を呼び込むのかまで含めて設計することが重要です。
「自社の選定方法に問題がないか確認したい」「導入後に後悔しないEC基盤を選びたい」という方は、ぜひ専門家にご相談ください。
要件や事業計画を踏まえて、適切な選定方法を整理できます。
失敗しないECサイト選びを進めたい方は、ぜひ無料相談・資料ダウンロードをご利用ください。
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中〜大規模ECで選択肢となるECパッケージについては、「ECパッケージガイド」で特徴や選び方を解説しています。
ECパッケージの完全ガイド|主要製品の比較・選び方・他方式との違いを徹底解説
まとめ
ECサイトのおすすめを探すときに重要なのは、人気ランキングの上位を選ぶことではありません。
自社の事業フェーズ、販売目的、月商規模、必要な機能、運用体制、将来の成長計画を整理したうえで、ECサイト構築に適したプラットフォームを選ぶことが重要です。
特に、現在の売上だけで判断せず、3年後の事業規模や販売チャネルまで想定しておくと、将来的なリプレイスのリスクを抑えやすくなります。
また、ECプラットフォームだけでなく、制作会社の選定も重要です。
構築費用だけを比較するのではなく、要件定義、デザイン、開発、SEO、外部システム連携、公開後の運用・改善まで、どこまで支援してもらえるのかを確認しましょう。
ECサイト選びを成功させる5つのポイント
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自社にとってのおすすめを見極める
ランキング上位のサービスを選ぶのではなく、事業フェーズ、目的、運用体制を起点にECプラットフォームを比較します。
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5つの構築タイプの特性を理解する
ASP・SaaS型、オープンソース型、パッケージ型、ECモール型、フルスクラッチ型の違いを理解し、自社に必要な自由度と運用負担を比較します。
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今だけでなく3年後を見据えて選ぶ
現在の月商だけでなく、3年後の売上、商品数、販売チャネル、海外展開、BtoB対応などを想定し、成長に追従できるECサイト構築方法を選びます。
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7つの判断軸で多面的に評価する
費用、機能、カスタマイズ性、サポート、セキュリティ、スケーラビリティ、エコシステムの7軸で比較し、自社にとって優先度の高い条件を明確にします。
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プラットフォームと制作会社は別軸で選ぶ
ECプラットフォームを決めた後も、制作会社の実績、運用支援力、見積もりの透明性、PM体制、コミュニケーションなどを確認し、自社に合うパートナーを選びます。
最初の一歩を踏み出そう
ECサイトのおすすめを探すときに避けたいのは、ランキングを見て何となく決めてしまうことです。
まずは、次の3点を整理してみましょう。
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3年後にEC事業をどの程度まで成長させたいのか
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ECサイトに絶対に必要なMust要件は何か
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公開後の運用・集客を誰が担当するのか
この3点が明確になれば、必要以上に多くのプラットフォームを比較する必要はなくなります。
候補を数社まで絞り込んだうえで、初期費用だけではなく、月額費用、決済手数料、アプリ費用、制作費、運用費、将来のリプレイス費用まで含めて比較しましょう。
ShopifyをはじめとしたSaaS型ECプラットフォームは、短期間でECサイトを構築しながら、事業の成長に合わせて機能を拡張できる選択肢の一つです。
一方で、すべての企業にShopifyが適しているわけではありません。
重要なのは、Shopifyを含めた複数の選択肢を自社の要件と照らし合わせ、必要な機能・費用・運用体制・将来性を確認することです。
ECサイトは、一度構築して終わるものではありません。
SEOや広告、SNS、メールマーケティングなどで集客し、アクセス解析をもとに商品ページや購入導線を改善し、顧客との関係を継続的に育てていく必要があります。
そのため、ECサイト構築の段階から、公開後の集客・運用・改善までを見据えてプラットフォームと制作会社を選びましょう。
「自社に合うECプラットフォームが分からない」「Shopifyを候補に入れて比較したい」「これからECサイトを構築・リプレイスしたい」という方は、ぜひ専門家にご相談ください。
現在の事業状況や今後の展開を踏まえて、構築方法やECプラットフォーム、制作・開発体制まで含めて最適な選択肢を整理できます。
「どのECプラットフォームが自社に最適かわからない」「複数サービスを比較して判断したい」「将来を見据えて長く使えるEC基盤を選びたい」という方は、ぜひ無料相談や資料ダウンロードをご利用ください。
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独自性の高いECサイトを構築したい場合は、「フルスクラッチEC開発ガイド」でメリットや費用を確認できます。
フルスクラッチとは|EC開発の費用・期間・パッケージ比較を徹底解説
参考文献
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経済産業省『令和5年度 電子商取引に関する市場調査』2024年公表(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/ie_outlook.html)
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Baymard Institute “Cart Abandonment Rate Statistics” 2025年(https://baymard.com/lists/cart-abandonment-rate)
-
Google『The Need for Mobile Speed』2018年
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PCI Security Standards Council(PCI DSS v4.0)(https://www.pcisecuritystandards.org/)
-
個人情報保護委員会(改正個人情報保護法)(https://www.ppc.go.jp/)
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各ECプラットフォーム公式サイト(BASE、STORES、カラーミーショップ、MakeShop、Shopify、futureshop、EC-CUBE、WooCommerce、Adobe Commerce、ecbeing、ebisumart、SI Web Shopping、Orange EC、Salesforce Commerce Cloud)(2026年5月時点)
※本記事内のプラットフォーム料金・機能等は2026年5月時点の公開情報に基づきます。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。




